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2013年 第85回記念 選抜高校野球大会「21世紀枠」推薦拝受

21世紀枠茨城県推薦 21世紀枠関東東京地区推薦 第85回センバツ出場校決定

2012/12/15 茨城新聞・毎日新聞 記事



センバツ21世紀枠関東・東京地区 日立一が候補

茨城新聞 2012年12月15日   ⇒新聞画像

日本高野連は14日、第85回選抜高校野球大会(来年3月22日から13日間・甲子園)の21世紀枠候補9校を発表、関東・東京地区から本県の日立一が選ばれた。記念大会となる第85回大会は同枠で例年より1校増の4校が選出される。出場校は一般選考と同じ来年1月25日の選考委員会で決まる。

初の地区代表候補校に選ばれた日立一の中山顕監督(42)は「他県の強豪がそろう中で選んでもらいありがたい」と話した。川田貴大主将(2年)は「本当にうれしい。一人一人がより明確に目標を立てやすくなった」と気持ちを引き締めていた。

日立一は今秋の県大会で13年ぶりの8強入り。東北の被災地でのボランティア活動も評価され、今回初めて県高野連から候補校に推薦された。甲子園には1985年夏に出場している。

候補に選ばれた9校は日立一のほか、地区別に遠軽(北海道)いわき海星(東北=福島)五泉(北信越=新潟)豊川(東海=愛知)堀川(近畿=京都)益田翔陽(中国=島根)土佐(四国=高知)門司学園(九州=福岡)。

21世紀枠は2001年の第73回大会から導入された。過疎や部員不足といった困難な条件の克服など、戦力以外の特色を加味して選出。今大会からは秋季都道府県大会原則ベスト8以上としていた従来の選考基準を原則ベスト16以上に緩和した。地区ごとに1校が推薦され、第79回大会までは2校、第80回大会からは3校が選ばれている。

出場校は候補9校から東(東海、北信越以東)と西(近畿以西)でそれぞれ1校を選び、残り7校から地域を限定せずに2校を選出する。




センバツ:21世紀枠、遠軽など9校候補に

毎日新聞 2012年12月14日 15時00分(最終更新 12月14日 15時36分)

 来春の第85回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の「21世紀枠」候補校9校が14日、発表された。来年1月25日の選考委員会で、候補校の中から過去最多となる4校が選出される。第85回記念大会は来年3月22日から13日間、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開かれ、史上最多タイの36校が出場する。

 候補校は▽北海道=遠軽(えんがる)▽東北=いわき海星(福島)▽関東・東京=日立一(茨城)▽東海=豊川(愛知)▽北信越=五泉(ごせん)(新潟)▽近畿=堀川(京都)▽中国=益田翔陽(島根)▽四国=土佐(高知)▽九州=門司学園(福岡)。

 遠軽(北海道)は2年ぶり2回目の候補校選出で、他の8校は初となる。益田翔陽(島根)は秋季県大会で優勝しており、他は準優勝2校、ベスト4が3校、ベスト8が1校、ベスト16が2校。ベスト16のいわき海星(福島)と堀川(京都)は、「秋季都道府県大会の8強(参加128校以上は16強)以上」だった推薦校の原則を、「同16強(同32強)」と改めた新基準を初めて採用した。

 9校のうち甲子園出場経験があるのは3校。土佐(高知)は春夏計10回出場し、第38回大会(66年)で準優勝。堀川は第28回大会(56年)で8強入りしている。

 21世紀枠特別選考委員会(委員長=奥島孝康・日本高野連会長)は、まず東(北海道、東北、関東・東京、東海、北信越)と西(近畿、中国、四国、九州)に分けて1校ずつ選び、続いて地域を限定せずに2校を選ぶ。

 21世紀枠は練習環境のハンディ克服、地域貢献など野球の実力以外の要素を選考条件に加えることで、甲子園出場を逃している学校にも出場機会を広げる目的で第73回大会(01年)から導入された。【和田崇】





センバツ:21世紀枠候補9校の横顔 ◇関東・東京地区

毎日新聞 2012年12月14日 15時32分(最終更新 12月14日 15時33分)

 都道府県別推薦校=日立一(茨城)、真岡(栃木)、富岡(群馬)、朝霞(埼玉)、桂(山梨)、専大松戸(千葉)、高島(東京)、平塚学園(神奈川)

 候補校=日立一

【プロフィルの見方】(1)公私立の別(2)所在地(3)学校創立年(4)生徒数(5)野球部創部年(6)野球部員数(7)春夏の甲子園出場歴(8)秋季道府県大会の成績

 【プロフィル】(1)県立(2)日立市(3)1927年(4)876人(5)1947年(6)23人(7)夏1回(8)ベスト8

 <推薦理由> 「人とのつながり」を重視し、ミーティング室の設置や社会人、大学との連携、美術館見学など人間味豊かな球児の育成に努める。東日本大震災後は大槌(岩手)の野球部との交流をはじめ、仮設住宅への弁当宅配、小学校の仮設校舎への引っ越し作業などボランティア活動に従事した。




関東・東京:日立第一(茨城・県立)

・高校別データ:日立一
・学校創立:1927年 生徒数:876人(男子503,女子373)
・野球部創部:1947年 部員数:23人 甲子園出場:経験1回 (1985年夏)
秋季茨城県大会ベスト8 

【推薦理由】
(日立市は)福島県に近く、県内で最も東日本大震災の被災を受けた放射能汚染などの影響が大きい地域である。

野球部は「人とのつながり」を重視。「社会人によるセミナー」「大学とのバディシステム研究」等を取り入れた。生徒とのコミュニケーションを重視するため、「ミーティング室」を真っ先に整備した中山監督のもと、対話の指導を続けた。

また、「本物」に触れることを重視するため、野球部独自で「東京六大学野球見学」「甲子園見学」だけでなく、「広島原爆資料館見学」「美術館見学」等、野球以外からも学ぶ姿勢を養い、幅広く興味関心を抱かせ、人間味豊かな生徒の育成に努めている。
日常の奉仕活動だけでなく、ボランティア活動にも従事。東日本大震災被災地の岩手県大槌町では、仮設住宅への弁当手配や通学路の雪かき。釜石市では鵜住居小学校の仮設校舎への引っ越し作業を手伝った。大槌高校野球部とも交流を通じ、野球を出来ることの喜びが大きな財産となっている。

選手わずか23名の公立進学校が、他の部活と狭いグラウンドを共有して必死につかんだ13年ぶりの県大会ベスト8は偶然の勝利ではなかった。

【地区選考状況】
関東・東京の各都県理事長より、推薦校の説明を行い、その後記載事項についての質問があった。活発な意見の中、推薦校の各大会への取り組み状況、チームの特徴、投手力・攻撃力などの説明も行われた。私立2校については、「特に困難な環境の中」という推薦基準から外れているという意見もあった。
審議を進め、推薦基準に照らし合わせて2〜3校に絞り、結果、激戦区東京の「普通の公立校」と、震災もあり「文武両道の進学校である」茨城県の2校に絞り込んで最終プレゼンテーションを行った。惜敗した試合説明を求めるなど、熟慮の結果、出席者全員の『満場一致』で東京・関東地区に代表校に『茨城県立日立第一高等学校』が選出された。





2013年1月25日(金) 下記9校から21世紀枠4校が選ばれます
推薦地区 学校名 秋季(都府県)大会成績
北海道 北海道立遠軽高校 ベスト4
東北 福島県立いわき海星高校 ベスト16
関東東京 茨城県立日立第一高校 ベスト8
東海 【愛知】豊川高校 準優勝
北信越 新潟県立五泉高校 ベスト4
近畿 京都市立堀川高校 ベスト16
中国 島根県立益田翔陽高校 優 勝
四国 【高知】土佐高校 ベスト4
九州 福岡県立門司学園高校 準優勝


※参考資料
年度 県推薦校 県大会成績 地区推薦 センバツ出場
2001 波崎柳川 ベスト4
2002 土浦三 準優勝 関東(東京)地区推薦 ×
2003 東洋大牛久 ベスト8
2004 土浦一 ベスト8
2005 波崎柳川 優 勝
2006 水戸桜ノ牧 ベスト4
2007 茨 城 ベスト8
2008 水戸一 ベスト8
2009 水戸桜ノ牧 準優勝
2010 水戸桜ノ牧 優 勝 関東(東京)地区推薦 ×
2011 太田一 ベスト8
2012 水海道一 ベスト8
2013 日立一 ベスト8 関東(東京)地区推薦


2012/12/18 「21 世紀枠」全国九地区代表候補校(関東・東京地区推薦校)として表彰されました







日立一高公式ホームページ資料をダウンロードしたものです
クリックでPDFファイル拡大表示します
⇒表彰状授与
(21seikiwaku_kanto_commendation.pdf)



⇒21世紀枠関東東京地区校に推薦されました
(21seikiwaku_kanto.pdf)







2012/12/19 茨城新聞記事










東海村 村松海岸で「地獄の特訓」
(2012/12/24 papaAサイトへ投稿いただいた画像です)



2012年11月13日
21世紀枠茨城県推薦
2012年12月15日
21世紀枠関東東京地区推薦
2013年1月25日
第85回センバツ出場校決定


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