注※2005年11月21日作成の記事です

11/19vs友部が2005年最終戦とお伝えしていたところ20日にもう一つ加わり混乱してしまいました。
11月末までは対外試合OKで、もう一回土日がありますのでゲームが組まれているのか不明ですが、ここで高野連における規定について確認しておきたいと思います。

高等学校野球のアウトオブシーズンについての規定

昭和24年1月制定
同 35年6月改正(3月25日〜11月末をシーズンと規定)
平成5年12月改正(3月15日から練習試合解禁)
同 11年11月改正(3月10日以降の土曜日に繰り上げ)
同 14年11月改正(3月第2土曜日以降に繰り上げ)

(1) アウトオブシーズンの期間

 高等学校野球のアウトオブシーズンは12月1日より翌年3月20日までとする。

(2) アウトオブシーズン中の活動

 高等学校野球におけるアウトオブシーズン中の活動は練習に主点を置くこと。ただし、3月の第2土曜日から、学校の授業や行事に差し支えない限り、練習試合(都道府県外を含む)を行ってもよい。3月の第2土曜日と設定された解禁日までは同一地域にあるといえども、他校との合同練習、練習試合はできない。なお、自校グラウンドで、 自校の部員を分けたり、OBを加えて試合することは差し支えない。

(3) 選抜高等学校野球大会出場校の取り扱い

 選抜高等学校野球大会出場校(補欠校を含む)は、前項但し書きの練習試合はできるが、出場校間の試合は同大会終了までできない。なお壮行試合など公式行事はできない。また大会参加途上の試合は禁止されてきたが、往路に限り途中で試合をしても差し支えない。また、母校出発日は、従来選抜大会最終日からさかのぼって3週間を超えないこととする。なお曜日の関係もあり、毎年選抜大会の会期が決定した後、出発制限日の確認をする。

(4)特例措置

 海外交流など特別な事情のある場合、日本高等学校野球連盟の承認を得たものはアウトオブシーズン中であっても試合することは差し支えない。


(日本高等学校野球連盟HPより)


 色々な意味合いがあって、冬場の休憩?期間があるのでしょうが、北国の高校などの大規模な室内練習場、ドーム球場の出現、国際大会をこの時期を使って開催するなど少しずつ状況も変わりつつあるように思えます。高校サッカーは冬に雪の中でもやるし、真夏の猛暑の中でもやっていますよね。



 日本高等学校野球連盟では正しく Out of season と使っていますが、国内のメディアでは、我らが得意のカタカナ英語で「シーズンオフ」の連発!。
さすがに最近は「オフシーズンの過ごし方は?」などと聞くアナウンサーも出てきていますが、何とも…、

以前リンクの記事(2005.9.1/⇒リンク集を作成しました)に書いたように
日本語 しーずんおふ として理解するしか無いのでしょうね。

 season off で検索すると、以下の様な見出しに出会いました。

With both the New York Yankees and Boston Red Sox out of the American League Championship Series, Major League Baseball post season playoff telecast ratings are down 11 percent vs. a year ago.


当然、白堊の球児たちは辞書など引っ張り出さずに、いとも簡単に和訳ですよね。
ついでに

dead ball = ?  base cover = ?  single catch= ?  four ball= ?


答えは→ リンク集 にある
 「野球英語の達人」さんの「Katakana」のコーナーで見て下さい。


2006.11.18追記
off seasonで翻訳サイトに投げかけると「シーズンオフ」と答えが返ってきました。
むむ…