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2013年 第85回記念 選抜高校野球大会「21世紀枠」推薦拝受

21世紀枠茨城県推薦 21世紀枠関東東京地区推薦 第85回センバツ出場校決定

2013/1/26 茨城新聞記事





※参考資料
年度 県推薦校 県大会成績 地区推薦 センバツ出場
2001 波崎柳川 ベスト4
2002 土浦三 準優勝 関東(東京)地区推薦 ×
2003 東洋大牛久 ベスト8
2004 土浦一 ベスト8
2005 波崎柳川 優 勝
2006 水戸桜ノ牧 ベスト4
2007 茨 城 ベスト8
2008 水戸一 ベスト8
2009 水戸桜ノ牧 準優勝
2010 水戸桜ノ牧 優 勝 関東(東京)地区推薦 ×
2011 太田一 ベスト8
2012 水海道一 ベスト8
2013 日立一 ベスト8 関東(東京)地区推薦 ×



2013/1/25 ■茨城新聞「動画ニュース」  ■NHK水戸「ニュースワイド茨城」

センバツ21世紀枠選出されず
2:05の動画中、日立一高部分のみ
トリミングしたファイルです約38秒

NHKニュースワイド茨城から
日立一高関連のみ
トリミングしたファイルです 3:37


http://www.youtube.com/watch?v=FVKOmPD6Jls&list=UUI0cA4vGtyvQBO5zGQ8a1gg&index=27



2012年11月13日
21世紀枠茨城県推薦
2012年12月15日
21世紀枠関東東京地区推薦
2013年1月25日
第65回センバツ出場校決定





2013/2/2 毎日.jp記事

高校野球:日立一、夏に向け始動 狭いグラウンド逆手に 甲子園イメージ「成長できた」 /茨城

毎日新聞 2013年02月02日 地方版

夏は必ず甲子園に行く−−。今春のセンバツ21世紀枠の関東・東京地区代表となった日立一は、夢舞台にはあと一歩届かなかったものの、夏に向けて気持ちを切り替え、歩み始めている。日立一のグラウンドを訪ねた。【松本尚也】

 「さあいこう」「よっしゃー」




 1月30日午後4時ごろ、学校グラウンドの一番奥にある野球部の練習スペース。
部員19人の威勢の良い掛け声が響き渡る。
すぐ隣ではサッカー部とラグビー部がボールを追いかけている。

 ランニングやストレッチ、キャッチボールをこなすと外野手6人は一塁側ファウルゾーンに移動。
高さ3メートルほどのネットを運び込み、ブルーシートをかぶせた。
1人がネットの手前に立ち、奥にいる5人に向かって空高くボールを投げる。
受け手にはシートでボールの出所が見えないため、1歩目の判断が難しい。

 「ブラインドボール」と呼ばれる練習方法。練習スペースが内野ほどの広さしかないため、外野ノックはできない。そこで内野手がノックを受ける間、空いているファウルゾーンを使って外野手に必要とされる「1歩目の勘」を養う。
左翼手の小室大海(ひろうみ)選手(2年)は「実際に外野を守っているイメージを持って取り組めば、守備力は上がる」と語る。昨秋の県大会3試合で、外野手の失策はわずか一つだった。

 攻撃面でも、内野練習しかできないことを逆に「武器」に変える。通称「インフィールドの野球」。内野をいかに使うかを全員が常に考えながら練習する。

 「ピッチャーはそんなに甘い球投げてくれないぞ」「バットを引くタイミングが早い。それじゃ相手をだませない」

 中山顕監督(42)は選手たちに次々と注文をつける。バントの構えからヒッティングに切り替える「バスター」の練習。相手の意表を突く「頭脳プレー」の一つだ。「グラウンドが狭く、練習メニューは限られる分、頭で考えてプレーしなければ、強い相手は倒せない」と話す。

 他にも、投手が投げた瞬間、ボールがワンバウンドすると分かれば走者がスタートを切る「球道判断」や、守備力と体力を同時に養う「タイヤ引きノック」など、練習方法を工夫している。



昨秋の県大会で13年ぶりに8強進出。21世紀枠の関東・東京地区代表に選ばれてからはより強く「甲子園」を意識して練習に取り組んだ。川田貴大(たかひろ)主将(2年)は「結果としてセンバツには行けなかったけど、甲子園をイメージして練習した1カ月間は自分たちを成長させてくれた」と手応えを感じている。

 ◇被災地訪れ、岩手・大槌高と交流 野球できる喜び再確認

 「甲子園でまた会おう」

 エースの加賀屋諒投手(2年)は、東日本大震災の被災地、岩手県立大槌高校で出会った野球部員の言葉が忘れられない。12年2月25日、同校の監督が中山監督の大学時代の後輩という縁で、交流が実現した。

 きっかけは11年11月、同校の球児たちを取り上げたテレビ番組を見たこと。がれきの山を横目にキャッチボールをする映像など、依然として深刻な被災地の状況に「毎日野球ができる自分たちは恵まれている。何か力になりたい」と部員たちが被災地でのボランティア活動を提案。効率的に活動できるよう、集団行動を学び、2月24日から3日間、岩手県を訪問。仮設住宅への弁当配達や小学校の仮設校舎への引っ越し作業の合間を縫って、大槌高を訪れた。

 大槌高は校舎が高台にあったため難を逃れたが、転校を余儀なくされる部員が出たり、グラウンドが自衛隊の活動拠点になったりし、練習もままならない状況だった。交流時間は短かったが、交わした言葉から「大槌の選手たちは本気で甲子園を目指している」と感じた。「グラウンドが狭い」「練習時間が短い」など、何の言い訳にもならない。

 選手たちは日立に帰り「もっと一球一球を大事にしよう」と決めた。「野球ができる喜びを感じながらプレーすれば一球も無駄にできない」と川田貴大主将は話す。校内の清掃活動にも取り組み「何事にも必死に取り組む姿勢」を身につけた。秋季県大会準々決勝では第1シードの強豪・霞ケ浦を相手に粘りの野球で2−3と1点差にまで迫る善戦を見せた。

 あれから1年近く。センバツ出場はならなかったが「21世紀枠の最終候補まで残り、チームがやってきたことは間違ってなかったと思う。これを継続していけば、甲子園に近付ける」。加賀屋投手は大槌での約束をかみしめながらマウンドに立つ。






⇒今日は日立第一高校野球部18名と岩手県大槌にてボランティア
http://ameblo.jp/takumi-jpn/entry-11175536459.html



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